ご挨拶

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経営理念

誠伸商事の歴史 時代に即した商社・卸売業

福田 和也

代表取締役社長
福田 和也

1970年(昭和45年)8月21日、設立。オフセット校正刷業として3年経過した昭和47年、画像処理機器の販売業としてスタートしました。
1983年(昭和58年)には記録メディア商材の販売を開始しました。
それらが、今日の営業統括本部1部(印刷関連事業)、営業統括本部2部(家電量販関連事業)となり、当社の両輪となっております。
一般的に、商社・卸売界を垣間見ますとメーカーに代わって販売を代行するという形が多く、現在のようにマーケットが成熟し、お得意様の要求が多様化しつつ、その対応まで急がれる折、その社会的役割もはたさぬ商社には中抜き論まで浴びせられております。
そこで、商社無用論が浮上しては消え、消えては論じられるという業態となりました。
しかし、当社はその商社無用論に超然と対峙して鋭意努力しています。

マーケットアウト型商社

かかわる産業が工業化産業から情報化産業へと変質して来ました。この時代、当社の動きはメーカーと共にお得意様を考える思考が益々大きくなり、いつの間にか今日の礎となるお得意様の立場に立った購買代理機能をもつようになりました。それはマーケティング機能を強化し、お得意様が求める商材を当社はメーカーに発註し製品化する機能を持つことでありその結果としてOEM製品の供給体制を持つことでもあります。これを当社はマーケットアウト型商社と称しております。
変りゆくかかわる産業の変遷に商社・卸売業の歩みも当然合わさなければなりません。先行してこそ存在意義があります。過去の商社・卸売業の主な機能は小回りがきくとか購入に有利な条件提示があるとか、これらも大切なことですが、これだけでは存立が難しくなるでしょう。
21世紀に残る最低条件として販売促進機能、マーケットリサーチ機能、情報収集配信機能、そして提案機能こそ必要であり、その為に集団化、共同化、協業化の方向性も見えて来ています。
当社は21世紀に残り得る商社・卸売業としてビジネスモデルを描き乍ら社員一同、危機意識をもち日々行動しています。